書く順序は曲順通りとも考えましたが、あえて順不同、思いつくままの順序でやってみます。
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まず第1回目は、アルバム6曲目に収録した讃美歌「信もて世とたたかいて」について。

この讃美歌を編曲・演奏するようになったキッカケは、今でもはっきり覚えています。
今から3年ほど前のGWの一日、私が浜松の児童福祉施設・小羊学園の創立感謝祭で演奏させていただいた時のことでした。
その日の朝、何となくこの讃美歌が弾きたい、という気持ちが沸々と湧いてきて、、、
しかしその時点では、まだちゃんと取り組んだことのない讃美歌だったので、演奏用の譜面の準備が無く、、、
会場についてすぐ、ピアノを弱音で探りながら音を拾って、他の曲の余白に書きました。
そもそもこの讃美歌は、私の育った教会ではお葬式の讃美歌として歌われていました。
讃美歌集でも、"永生 死"と区分されています。
創立感謝祭のパーティーで葬式の讃美歌ってのは、どんなもんだろう、、、とも考えましたが、やっぱり弾きました。
何でこの曲???
そのパーティーの前日には、同じ聖隷福祉事業団の敷地と隣接している遠州栄光教会での演奏がありました。
久しぶりの浜松、聖隷。
演奏の前後の時間に、いろいろ散策したり、、、
この聖隷は、幼い頃、教会のボランティア・キャンプでよく来た場所です。
「ボランティア」なんて言ってますが、マジメな作業は大人がやっていて、ガキ連中はセミだのカブトムシだの捕まえて、ただただ遊んでただけなのですが、、、
いい歳になってもまだ、楽しかった、あるいは、肝だめし的恐怖?(なんだかんだ医療施設なので、病院独特の、、、)の記憶・景色が鮮明に蘇ってきます。
夜なんか、けっこう怖かったんだよ〜。w
それとなにより、開襟シャツにナッパズボン姿の長谷川(保)先生も思い出されて、、、
そして、先生とともに聖隷の事業を支えてきた沢山の人々。
(よかったら、私のブログ過去記事をご覧ください。)
080331 "夜もひるのように輝く" [ある自伝的小説について]
http://keiroku-note.seesaa.net/article/91697729.html
100430 「本物」な人たちの足跡
http://keiroku-note.seesaa.net/article/148327632.html
やっぱり、この讃美歌を弾きたかった。
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讃美歌第470番:信もて世とたたかいて
For All The Saints [SARUM]
(Joseph Barnby)
http://snd.sc/15nJvmR
信もて世とたたかいて 勝ちし聖徒のために、
みさかえは主にあれや ハレルヤ、ハレルヤ。
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普段の私を知る人は、柄にも無いマジメなこと書きやがって、と笑うかもしれませんが、一応嘘は書いてません。w
今回は、小羊学園での演奏以降いろいろ練り直して、ピアノとオルガンのデュオというかたちで録音しました。
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NewAlbum "ADORO TE DEVOTE"
小坂直輝(piano, arr.)
ジョージ大塚(drums)
CDの詳細情報は、こちらのサイトに掲載してます。
http://www.naomusic.jp/cd