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2009年06月08日

090608 幻の音楽理論: Misonixonian Ensemble Concept



中学生の頃、トランペットを吹くのが好きだった。
別にブラスバンドに入っていたわけではなく、教会の音楽教室での個人レッスンやらみんなでアンサンブルやら、楽しくラッパを習っていた。
生徒に同世代が多かったり、講師の先生も今の自分より若い年齢だったせいもあって、気さくで明るいレッスン内容。
その先生との会話から、その時は意識しなかったが、後々深く考えさせられることをいろいろ教えてもらった。

例えば、「ミソにクソ」の話。
(汚ねー話、失礼します。)

先生曰く、「味噌にちょっとでもクソが入ったら、その味噌全てが台無しになる。また、クソにちょっと味噌を混ぜたところで、決して食いモノに変わるわけではない。」

この話、冗談まじりに"ミソにクソ理論" とか呼んで、アンサンブルレッスンの指導の際、間違えを指摘しながらよく話してたな。
その頃は、まだ"ウンコ、チンコ・・・" の話に滅法弱い中学生の集まりのこと、みんなでゲラゲラ笑い倒して終わっていた。
しかし、この冗談めいた"理論" も後々、他人と合奏・バンド活動を重ねていく上で、単なる笑い話ではなく、真剣なものに変わっていく。

「ミソにクソ」

合奏・アンサンブルでうまくいかなかった経験のあるミュージシャンなら、この言葉の持つ辛辣さを理解してもらえると思う。
このことは、音楽に限った話ではないのかな?
いろんな分野で、チームプレイというものに対して当てはまるのかもしれない。
さらに、この理論は最近深みを増し?、アンサンブル不調の際に、自分も含めたそれぞれの能力に対して"ミソかクソか" で責めるというような、底の浅い話ではないようにも思えてきた。

他にも、先生の言葉で忘れられないものがある。

ラッパの音色について、みんなで話していた時のこと。
先生曰く、「自分の音色って、どう逆立しても、他人のように聴くことはできないんだよな。」

ま、ある意味当たり前とも言える言葉だが、以後の音楽活動の中で強く意識させられることが度々ある言葉だ。
そう、"音色" に限った話ではなく、自分の演奏・音楽が聴き手にどう聴こえるか、などと思い巡らしている時に。
自分の音楽に対して、どれだけ頭の中で慮ったところで、客観的に聴くことは不可能である、ということか。
これも分野を超えて、いろいろと当てはまるだろう。

今でこそ印象深いこれらの言葉も聞いたのも、決して"お説教" のような押し付けがましい状況ではなく、あくまでサラッとしたおしゃべりの中。
先生も大して意識もせず、軽い感じで話していたのかな?

その後二十歳を過ぎた僕には、つまらんことをキッカケに、大先生連中のマジな説教とか妙に熱い"ありがた話" に対して、どうしても斜に構えてしまう悪癖が芽生えてしまった。
この悪癖のせいで、せっかくの有益な話を逃すこともあっただろう。
少しは直ったのか?

そう言えば、今では自分も、当時と逆の立場になることもあるんだっけ?

※掲載動画は、当時の教室の生徒内であこがれの的?だった"金曜ロードショーのテーマ"。
(正式な曲名ではありません。)

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サンプル動画はこちらから。
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B.Shank & L.Almeida
I.Quebec: Bossa Nova Soul Samba
C.Hawkins: Night Hawk
C.Hawkins: Soul
B.Hutcherson: Stick Up
E.Gorme: Blame It On The Bossa Nova
J.Mance: That's Where It Is !
C.Hawkins: Desafinado
K.Burrell: Soul Call
C.Hawkins: Bean And The Boys
K.Jarrett: Solo Concerts [disc 1]
C.Basie & Z.Sims
B.Evans: Moon Beams
Thelma Gracen


posted by NaoShine at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 鶏肋ノート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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