- P.Bley: Bebop
- B.Evans: Waltz for Debby
- R.Charles & C.Basie Orchestra: Ray Sings Basie Swings
- D.Ellington Orchestra: FAR EAST SUITE
- J.Henderson: Double Rainbow
- SADE: Lovers Rock
- S.Rollins: The sound of Sonny
- K.Jarrett Trio: Bye Bye Blackbird
- The Crusaders: SCRATCH
- K.Jarrett: Personal Mountains
- D.Zeitlin & C.Haden: Time remembers One Time Once
Weather Report: 8:30
また思い出話を少々。
ぼくのまわりには幼少から、たくさんの"音楽好き" な年長者がいっぱいいて、ふりかえれば、彼らにたくさんの"いい音楽" を教わり、歳の割りに、ずいぶんマセた音楽を聴いていたと思います。ろくに毛も生えそろわぬような(!) 中学生なのに、カセットに録ってもらったマイルスや、借りたレコードのキング・クリムゾンを夢中に聴いていました。また、近所の図書館からJAZZ や現代音楽のレコードを借りてきては、片っ端からカセットテープに録音して"コレクション" していたり。(いまだに、ボロボロの保存状態で1000本ぐらいころがってます。)
そんな子供のころ出会ったたくさんの音楽の中で、この"8:30" はホントに音楽が大好きになるキッカケになった一枚です。
Weather Report のアルバムは、すでにスタジオ録音の"Black Market" を聴いていたのですが、その時はあまり興味は持てませんでした。しかし、この"8:30" のライヴ録音の"Black Market" を聴いて、わたくしめ馬鹿なガキ、"ウォ〜、すんげぇ !!" と見事にハマってしまい、それ以来、"ウェザーのレコードは全部聴きたい" とお年玉を握りしめて秋葉原の石丸電気に通いまくったり、ウォークマンを大音量にチャリンコこいでて他人の家の植え込みに突っ込んだときも、聴いていたのは"8:30" だったし・・・。いまでも忘れられないのは、当時好きだった女の子にこの"8:30" をテープに録音してあげて、見事に引かれたり。(今考えれば、"なんて馬鹿なことを" と失笑。)
DX-7 を手に入れシンセに興味を持ったのも、"作曲の勉強をちゃんとやりたい" と思ったのも、いろんな現代音楽に興味を持てたのもこの"8:30" からだし、友達とバンド組んで真似してみて、ガキンチョながら、つくづく"演奏の難しさ" を思い知ったのもこの一枚・・・。
まことに勝手ながら、この"8:30" には、どうしても"大げさな気持ち" になっちゃいます。 |
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posted by NaoShine at 08:55|
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鶏肋ノート
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